いじめ解決のための提案文②

 

 

皆さんどうも!

 

早速ですが、前回の続きです。

 

 

「いじめの革命」を行う際の新たな注意点をいくつか書きます。

 

①リストに名前を書くのは自由ですが、謝った方がいい相手がいる時は、素直に、そして早めに謝りましょう。

 

②一人一人が自分の守り方が正しいと思いすぎない様に気を付けましょう。

 

③携帯やPCを持っていない人も居ますので、誰かが情報を共有してあげてください。

      

④被害にあい続けているのなら隠さず、助けを求めましょう。

 

⑤どの様な理由があっても「いじめはいけない」と言う強い意志を持ち続けましょう。

いじめなどしなくても問題は解決できます。

 

では次へ進みます。

 

 

皆さん、いじめは人をわざわざ攻撃することです。

衝動的にその場の感情でその時だけ相手を攻撃してしまう事とは違うと思います。

 

そして人々はいじめに対して明らかに意識していない事があります。

 

それは、罪に対する罰です

 

そこで、各家庭の保護者の皆さんへ提案があります。

 

◎保護者への提案

 

[罰を決める]

 

小・中・高の子を持つ保護者の皆さんは子を信じていたとしても、とりあえずこれを機に「いじめた時の罰」を決めてください。

 

その罰は、期限を決め本人の充実した日々の一部を奪うモノにしてください。

 

例えば、「一年間ゲーム機没収」や「一年間携帯解約」や「一年間お小遣い無し」などのモノです。

 

子が間違いなく嫌がる甘くない罰を決めてください。

 

 

[注意点]

 

ただし早まった判断はせず、事実確認をしっかりとした上で明らかに「わざわざ攻撃し続けた、いじめた」と分かった時に罰を実行してください。

 

子供の中には相手をハメようとする人もいるでしょう。

「嘘の報告をし罰を与えさせる」という罠にかからない様に注意してください。

 

 

[なぜこれをするのか]

 

今までいじめをした=罰を受けるという発想は子供達の中には全然ありませんでした。

 

これは大人の世界で例えると「暴力・暴言をしても罰は無い」、「勝手に物を壊したり捨てても罰は無い」、「殺しても罰は無い」と思っている人が大勢いるという事と同じです。

 

これほど怖い環境に子供達は身を置いていて、そして実際にいじめ被害者が大勢生まれてきたのです。

 

人は「罪に対する罰」が明確にされ、それを認識する事でも言動を自制します。

 

なので、「いじめたい欲」を自制させる為に必要な事のひとつには、

「身近な所に罰を決め実行する人が居る」

という状況を作ること、これも確実に必要です。

 

だから、各家庭で甘くない罰を決め子の自制心を増幅させるのです。

 

何かあってからでは遅いのです。

 

 

[注目してほしい事]

 

子供達の間でこれが拡散されているのに、子が話してこないという事は、「誰かをいじめている可能性がある」という事です。

 

勿論それだけが理由ではないとは思いますが、心理的にイジメている人が保護者とこの話をしたくないのは当然です。

 

保護者のあなたがこの提案を知った時に、まだ子とこの話をしていないのなら、あらゆる可能性を考えながら話してみてください。

 

 

[学校関係者や保護者への提案とお願い]

 

・子供達が提案②を実行したいと願い出た時は、出端を挫かないであげてください。

むしろ先生方もリストに名前を書いて背中をおしてあげてください。

 

・提案②が実行された時は先生方から「集団になると人は想像以上に大胆になる」事の恐ろしさを教えてあげてください。

その教えは大人になっても役立つと思うので。

 

・「いじめ革命」が現場で役立つかは、2020年4月~2021年3月までの1年間確認したいと思いますので、先生方や保護者の皆さんもこの提案がどの様な成果や問題生むのかを見ていていただければと思います。

 

・子供たちが自主的に団結しいじめ問題と向き合い始めた時は、大人達もさらに団結する必要があると思います。

何に対して団結するのか、それは「子供達が安心して安全な学校生活を送れるように」ではないでしょうか?

世のいじめ問題は、子供達だけが問題なのではないと思うので、大人たちも変わる必要があると思います。

 

以上です。よろしくお願いいたします。

 

 

皆さん、こんな事を書くと失望する人もいるかもしれませんが、、、

 

この様な対策で今のいじめがいくつか解決できたとしても、新たないじめは必ず生まれるでしょうか。

 

何故なら、多くの人の心に「弱者をいじめたい欲、気に入らない人を攻撃したい欲」が生まれるからです。

 

それに大人がいくら対策を立てても、子供達はバレない様にやりますし、使える物は何でも使います。

 

周知の事実ですが、大人がいじめを把握し止めることには限界があります。

 

 

つまり、いじめ問題が解決に近づくためには「子供たち自身がいじめに対しての考え方を変えるしかない」と思います。

 

今までは保身のためにいじめに加担したり、自分もいじめられるのが怖くて止められなかったと思います。

 

そしてそれらが一つ一つのいじめを解決から遠ざけている大きな問題でした。

 

しかし、僕の提案が実行され、自分の周りにどれだけ「いじめ反対者」が居るのかを知り、自分と同じようにいじめに加担しない人がどれだけ居るのかを知れていれば、今までの様に孤立を恐れ、保身の為に嫌々いじめに加担しなくても良くなります。

 

更に、いじめを止める際に提案③を皆が実行するのであれば、止める際の孤立や味方が少なくても仕返しにあるという心配もしなくても良くなります。

 

一番の理想は、「いじめが起きない」事ですが、大人達の中でもその理想を現実にできていないので、「人」にとってとても難しいことなのだと思います。

 

 

なら「いじめが起きにくくする」か「起きたとしても小規模で抑え最速で解決する様に当事者たち努力する」事が最善の方法なのだと思います。

 

それはきっとできます!!

 

何故なら、どこの学校のどの教室でもいじめ反対者の方が多いはずだからです。

 

ただ多くの人が勇気が持てず、そして背中を押す対策が無くやらなかっただけで、決して出来ない訳ではないと思います。

 

だから僕の提案をキッカケに2020年からはいじめ反対者同士で団結し、いじめが生まれにくく、いじめに流されず、いじめを無視せず、いじめを止める人も無視せず、皆でいじめと闘う事が当たり前になる様にしましょう!

 

闘う相手は「いじめ始めた人」だけではなく「自分の中にも生まれるいじめたい欲」とも闘わなければいけません。

 

一人一人が自分の欲望・感情などを抑える「自制」をする大切さを、この機会に考えてほしいと思います。

 

 

僕はこの「いじめ革命」が現在と未来の子供達の救いとなり、大事な歴史の一つとして語り継がれる程に上手くいってほしいと思っています。

 

更に、この提案が良いモノであるなら日本以外にも届いてほしいとも思っています。

 

ピンクTシャツ運動を起こした彼やその協力者、その他にも世界中でいじめ問題解決を願っている人達にも届いてほしいです。

 

そして、2021年3月までに今後も「いじめ革命」が役立つと分かれば提案者として責任を持ち、毎年3月に改めて伝えていこうと思います。

 

まずは、やらなければ何も分かりません。

何に対しても何をすればどうなるのかを共に学んでいきましょう。

 

では、日々お疲れ様です。